新型コロナ感染にBCGワクチンが効くのか?(2)

BCGワクチンの作用機序については、完全には解明されていない。無毒化した黄熱病ウィルスを人に接種する実験では、BCGワクチンを接種された群でウィルス量が約1/5になることが示されている。特異的な抗原抗体反応ではなく、血液全体のウィルスへの抵抗性が強くなっているためと考えられる。BCGワクチンが単球(マクロファージのもとになる細胞)に働いて、単球の生体機能を高めることが示されている。このような自然免疫が強化されることをtrained immunityという。BCGワクチンは接種後約1か月で効果が出はじめ、約10~15年は効果があるとされている。bcg5.jpg

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